初代ガンダムは、なんと打ち切りになっていました! ガンダムと言えば、言わずとしれた超有名作品。 しかし、そんなガンダムが実は・・・打ち切りの憂いにあっていたのです。   一体なぜ初代ガンダムは打ち切りになったの […]

初代ガンダムは、なんと打ち切りになっていました!

ガンダムと言えば、言わずとしれた超有名作品。

しかし、そんなガンダムが実は・・・打ち切りの憂いにあっていたのです。

 

一体なぜ初代ガンダムは打ち切りになったのか、その理由を詳しく考察していきます。

 

記事は下に続きます。

ガンダム打ち切りの理由は低視聴率だった

 

ご存知の方も多いように、近年のアニメは「1クール(3か月)」「1年」のように放送前から放送期間が決まっています。

人気がある、無いということで放送の打ち切りや延長は行われません。

 

しかし!!昭和の中頃は違いました。

アニメや特撮モノは、その人気の有無によって放送期間が変わっていたのです。

 

ガンダムは全52話放送予定で1979年に放送を開始したものの、43話で放送が打ち切りになっています。

あとちょっとで終わりなのにここで打ち切るとは…昭和はシビアな時代だったんですね><

 

ではなぜ放送が打ち切られてしまったのか…

理由は例に漏れず「視聴率が低かったから」です。

 

当時(現在もでしょうか?笑)、ロボットアニメというと勧善懲悪が定番でした。

しかしガンダムはそんな定番の路線とは程遠いストーリーで、子供には難しすぎる内容だったので、平均視聴率はなんと5.3%。

 

今から考えると本当に意外ですが、かなり人気は低かったようです。

しかも、視聴率に比例してガンダム関連のおもちゃも売り上げが思うように伸びず、それも相まってメインスポンサーである「クローバー」はアニメ放送の打ち切りを決定しました。

 

ですが、ガンダムは打ち切りを決定した後に中高生を中心に徐々に人気を集め始めます

更に売り上げに伸び悩んでいたおもちゃの方も年末商戦で売り上げが良くなってきたので、「クローバー」は急いで放送の延長を打診したのですが…

 

時すでに遅し!!!

打ち切るだのやっぱりやるだの、コロコロと意見を変えて通る訳がないですよね。

 

残念ながら人気が上がり出したガンダムは惜しまれつつも最終回を迎えます。

放送延長をしなかったことが後に凶と出るか吉と出るか、当時は誰も知る由もありませんが…

 

今のガンダム人気が打ち切りによるものだとすれば、メインスポンサーの見誤りに、現代のガンダムファンたちは感謝すべきでしょうね^^:笑

 

打ち切りじゃなかったら話はどうなっていた?

52話放送予定だったはずが、43話で打ち切られてしまったガンダム。

もし打ち切りではなかった場合、結末はどうなっていたのでしょうか?

 

ガンダムには原作の小説やマンガといったものはありませんが、アニメ制作会社である「日本サンライズ(現在はサンライズ)」が当時「機動戦士ガンダム 記録全集」を全5巻、そして台本全集1巻の計6冊を出版しています。

 

この本の中で「富野メモ」と呼ばれる、監督である富野喜幸さんの構想を書いたメモが紹介されており、そこには打ち切りによって放送されなかった数々のストーリーが載っているのです。

 

富野メモ」によるとソロモン攻略戦の後は、グラナダやルナツーでの攻防が予定されていました

ソーラーレイでレビルが死亡するなど、放送されたものと同様の設定ももちろんありますが…

 

シャリア・ブルがシャアの片腕としてもっと活躍するはずだった、主人公のアムロ・レイが最終回で死ぬ予定だったなど、アニメに反映されなかった数々の構想があったようです。

最終回で主人公が死ぬというのはいかがなものかと思いますが、バッドエンドは富野監督の定番なんですね!

 

とはいえ結局主人公が死ななかったのは、全話放送されなかったガンダムの続編を視聴者に期待させるものだったのか、はたまた制作側の望みだったのか…

いずれにしても、アムロ・レイが死ななくて良かったですね!

 

打ち切りじゃなかったら名作にはならなかった!?

もしガンダムが打ち切りなく最終話まで予定通り放送されていたら…

 

富野メモ」の構想を見る限り、結構目茶苦茶な展開になっていたかもしれません。笑

 

ソーラーレイが2発撃たれ、連邦は数隻の艦しか生き残ることができず、アムロたちはそれでも突撃し、ニュータイプパワーでジオンを壊滅させる、というような話になっていた可能性があります。

これはこれで、スッキリ完結して良かったのかもしれませんが…

 

後世まで高い人気を誇る伝説的なアニメになることはなかったのではないでしょうか?

バッドエンドだったり妙な展開になったりした場合、続編も作れませんしね…

 

ちなみにガンダムは人気が上がっている途中で放送が打ち切りになった後、ガンプラと呼ばれるプラモデルがものすごくヒットし、更に世間から注目されることとなります。

その後繰り返し再放送され、3回目の再放送の平均視聴率はなんと19.4%

 

初回放送時の5.3%から比べるとものすごい躍進ですね。

こうしてグッズやアニメが長きに渡って注目され続けたことで、続編が作られるようになりました。

 

色々なタイミングが重なったのもあるとは思いますが、当時の構想通り放送されていたら、ここまで人気の出るアニメにはならなかったでしょうし、続編なども作られなかったと思います。

ガンダム人気は打ち切りによって展開が変更されたことによるものだと言えるでしょう。

 

まとめ

初代ガンダムの打ち切り理由などをご紹介しました!

 

初代ガンダムは視聴率低迷により、予定よりも10話ほど短いところで放送が打ち切られています

 

しかし、もし全話放送されていた場合、最終回は結構カオスな展開となり、ここまでの人気は出なかったでしょうし、続編の話もなかったと思います。

ガンダム人気は放送打ち切りにより生まれたものだと言っても過言ではありません。

 

長年愛され続けるアニメ、ガンダム。

これからも色々なグッズやストーリーが生まれることを期待したいですね!

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